患者さんの退院後の生活を見据え、栄養面から回復を支える
管理栄養士/看護師/薬剤師
栄養サポートチーム(NST)
患者さんの退院後の生活を見据え、
栄養面から回復を支える
調理員
1998年中途採用
調理員
1998年中途採用
CHAPTER 01
温かいものを温かく、冷たいものは冷たく。さらに安心安全を意識して食事を提供するという仕事をしています。
アレルギーの有無はもちろん、串刺しや、1口大カット、ミンチなどの形態も、患者さんのお好みに応じて対応させていただいています。
食事は入院患者さんの楽しみだと思っていますので、少しでもたくさん食べていただけるように、スタッフみんなで努力し、工夫しています。
CHAPTER 02
少しでも家庭に近い食事が提供できるように、管理栄養士に相談して患者さんの状態を想像しながら調理しています。食札(しょくさつ。入院患者さんにお出しする食事についているカード)に感想を書いてくださる方もいて、とてもやりがいを感じます。お褒めの言葉だけでなく、味付けなどへのご意見も、次の改善につながるものとしてありがたく受け止めています。
CHAPTER 03
調理師の年齢層は幅広いけれど、誰かが体調不良で急に休んだり急に帰ったりしたなど人が少なくなった時の団結力はすごいです。みんなが各自で判断して動けるので、頼もしく感じます。自分の仕事を終えると、何をフォローすればよいのかを判断してどんどん動きます。
CHAPTER 04
車内販売、販売員、工場勤務など、いろいろな仕事をしてきましたが、子どもが少し大きくなった時に、済生会が正職員の調理師を募集していました。年齢的にも正職員にチャレンジできる最後のチャンスだと思い、応募しました。調理師として働いたことはなかったけれど、済生会で経験を積み、調理師免許も取ることができました。免許を取るという意識もなかったけれど、管理栄養士さんから試験を受けたら調理師免許が取れると教わり、勉強を始めました。塩分制限について学んでいた頃に、ちょうど塩分制限のある患者さんの食事を担当しており、勉強の結果と自分の仕事が結びつくのを実感しました。知らなかったことを知っていき、調理師免許も取得でき、自信にもつながりました。家族や知り合いにもアドバイスができ、自分ではわからないことも管理栄養士さんに教わることができるお得な職場です。
CHAPTER 05
ドック食など食事制限のない方への食事は、基本の献立はあるけれどオリジナリティを出せるので、腕のみせどころ。普段の仕事の中では使わない美しい飾り切りや、サクサクの天ぷらの揚げ方など、それぞれいろいろな技を隠し持っているので、調理師魂に火が着き、いい意味で刺激しあっています。
先輩調理師の働く姿がてきぱきしすぎていて、新人さんは「こんなにできないかも…」と思ってしまうかもしれません。でも問題ありません。わからないことはいつでも誰にでも聞いてください。「一度聞いたことだから…」などと遠慮しなくて大丈夫。みんなでフォローします。