患者さんの退院後の生活を見据え、栄養面から回復を支える
管理栄養士/看護師/薬剤師
栄養サポートチーム(NST)
患者さんの退院後の生活を見据え、
栄養面から回復を支える
医療ソーシャルワーカー
2021年新卒採用
医療ソーシャルワーカー
2021年新卒採用
CHAPTER 01
新卒で就職をして、今年から独り立ちをしました。仕事では入院中の患者さんに面談をして、どこに帰るかなどのご希望を伺い、病棟スタッフと共有をしながら退院支援を行っています。
急性期病院なので患者さんの入れ替わりが多く、頻度としては週に1回お話が聞けるくらいです。短期間で関係性を築くことは難しいですが、基本的に最初の面談で私生活のご様子を伺うことはせず、たわいのない会話からはじめて徐々に今のお気持ちを伺ったり、深くお話を聞くようにしています。
中にはご病気でつらい思いをされているため「若くて元気な人には来てほしくない」と言われることもあり、そのようなお気持ちや不安も汲み取りながら訪問のタイミングを考えるようにしています。
もともと無口で人と話すことが苦手だったのですが、患者さんのご家族から「あなたになら話そうと思える。医療ソーシャルワーカに向いている。」と言ってもらえたことが嬉しかったです。しんどいことも多い仕事ですが、やっていて良かったな、と思いました。
CHAPTER 02
もともと地元は県外なのですが、ひとり暮らしをするにあたり地元へのアクセスが良く、以前に家族が治療を受けていた病院のある岡山で働くことを考えていました。そのような時にゼミの先生から、卒業生もいて教育体制がしっかりしているから、ということで岡山済生会を勧めてもらい、当院への就職を決めました。
済生会ではお休みをしっかりとることもできます。土曜日は部署でひとりが交代で出るようにしていて、多くの場合には土日とも休めるので、週末は地元に帰るなどしてリフレッシュをしています。退院される患者さんが多いので長期の休みを取ることはなかなか難しいのですが、部署としては4連休取得を目指しています。
CHAPTER 03
済生会には生活保護の方や、身寄りがない方、医療費が払えない方など社会的背景により介入が必要な方も多く入院をされています。そのような点で、医療ソーシャルワーカーとしても幅広く経験を積むことができると思います。患者さんの家探しまでしたことがあるのですが、これも「済生会ならでは」のことなんじゃないかと思います。
CHAPTER 04
新人一年目の時は不安が多かったのですが、困ったことやわからないことなどを先輩方に聞きやすい環境だと思います。所属をする医療福祉課では毎朝、ミーティングを行うのですが、そこで困っていることを共有できるので相談がしやすいです。
就職をしたばかりの頃は仕事にも慣れず、知っている人もいなくて相談もできず、辛く思うことも多かったですが、この仕事が好きなので辞めたいとは思いませんでした。目の前にあることをひとづずつこなすしかないと思い、母親に毎日電話で話を聞いてもらいながら過ごしていたところ、ある日、先輩方からちょっと元気がないかな、と声をかけてもらって、話を聞いてもらったことで視界がすっきりし、今のようにやれるようになりました。周りの方々のおかげですね。
私のように就職を期に県外から来る方もいると思います。慣れない環境で初めての社会人生活は不安も大きいと思いますが、相談に乗ってくれる先輩がいます。あまり不安に思わず、一歩を踏み出してもらえたらなと思います。私もなんとかなりました。