当院では、ソーシャルメディアを有効な情報交換ツールと捉え、正しく活用するためのガイドラインとして、当院が運用するソーシャルメディアに関する「運用ポリシー」および当院関係者がソーシャルメディアを利用する際の「ソーシャルメディアポリシー」を制定しています。
岡山県済生会ソーシャルメディア運用ポリシー(2024年4月30日制定)
1. 目的
本運用ポリシーは、支部岡山県済生会(以下、「当会」という)が運用する各ソーシャルメディア(以下、「当会公式SNS」という)に関する事項について定めます。
2. 基本方針
当会公式SNSは、患者・施設利用者・地域住民及び関係機関(者)(以下、「患者・利用者」という)への適切な医療・保健・介護・福祉等の情報をタイムリーに発信することにより、患者・利用者に当会の取り組みに理解を深めていただくとともに、利用者の利便性を高めることを基本方針とします。
3. 運用について
(1)発信する内容
担当者が必要に応じて以下の情報を発信します。
- アカウント作成時に主な発信内容として認められたもの
- すでにホームページ、その他の媒体などで情報発信されているもの
- 当会や各施設での活動の情報
- その他、患者・利用者とのコミュニケーションとしての投稿
(2)利用者に関する事項
当会のアカウントに対して次のような行為が行われた場合、担当者は行為の実施者に対して予告なくコメントの削除やアカウントのブロック、注意勧告、通報、法的措置等を行うことができます。
- 法律、法令等に違反する内容、または違反するおそれがあるもの
- 特定の個人・団体等を誹謗中傷するもの
- 政治、宗教活動を目的とするもの
- 当会公式SNSが発信した内容について、著作権、商標権、肖像権など本会または第三者の知的財産権を侵害するもの
- 広告、宣伝、勧誘、営業活動、その他営利を目的とするもの
- 人種・思想・信条等の差別または差別を助長させるもの
- 公の秩序または善良の風俗に反するもの
- 虚偽や事実と異なる内容および単なる風評や風評を助長させるもの
- 本人の承諾なく個人情報を特定・開示・漏えいする等プライバシーを害するもの
- 他のユーザー、第三者等になりすますもの
- 有害なプログラム等
- わいせつな表現、虐待的な文言、ヘイトスピーチなどを含む不適切な内容およびそれらの内容を含むコンテンツへ誘導するコメント
- 他のWebページへ誘導することを目的とするもの
- 当会が発信する内容の一部または全部を改変するもの
- その他、当会が合理的理由により不適切と判断した情報及びこれらの内容を含むリンク等
(3)その他
- 文字数等の都合により、短縮URLを使用する場合があります。
4. 注意事項
担当者が当会のソーシャルメディアで発信する情報は、必ずしも当会の公式発表・見解を示すものではありません。当会の公式SNSを利用したこと等により被った被害や利用に関連して生じたトラブル等について、当会の責任の範疇は利用者との協議の上で考慮されます。
- 当会は、ユーザーにより投稿された当会公式SNSに対するリアクションに対して一切の責任を負いません。
- 当会は、当会公式SNSに関連して、ユーザー間またはユーザーと第三者間でのトラブルが発生した場合であっても一切の責任を負いません。
5. ソーシャルメディア運用ポリシーの変更
本ポリシーの内容は、当会ホームページに掲載します。なお、本ポリシーは必要に応じて、事前告知なく変更する場合があります。
岡山県済生会におけるソーシャルメディア利用のガイドライン(2024年4月30日制定)
1. ソーシャルメディアの定義
ブログ、ソーシャルネットワークサービス(SNS)、ツイッター、電子掲示板、動画共有サイト、クチコミサイト等の、ユーザー自身が情報を発信できる、また、相互に情報をやりとりできるインターネット上のメディアです。
2. ガイドライン策定の目的
岡山県済生会(以下、「当会」とする)に勤務する全ての職員が、ソーシャルメディアを利用するにあたり遵守すべきことを明らかにするため、必要事項を定めたものです。
3. ソーシャルメディア利用に関する基本原則
- 当会に勤務する職員という立場で、ソーシャルメディア上で発言をする場合、職員の服務や情報の取扱いに関する規程等を遵守します。
- 基本的人権、肖像権、プライバシー権、著作権等に関して十分留意します。
- 発信する情報は正確に記述するとともに、その内容について誤解を生じないよう留意します。
- 一度インターネット上に公開された情報は、完全には削除できないことを理解して行動します。
- 意図する・しないに関わらず、自らが発信した情報により他者を傷つけたり、誤解を生じさせたりした場合には、誠実に対応するとともに、正しく理解されるよう努めます。
- 自らが発信した情報に関し攻撃的な反応があった場合には、冷静に対応し無用な議論となることは避けます。
4. 個人の立場でソーシャルメディアを利用する場合
- 誹謗中傷などがあった場合は、自分の判断ですぐに対応せず上司へ相談します。
- 職務に関する内容については、発信の可否も含めて慎重に取り扱います。特に所属組織を明らかにする場合は、その発信が組織の公式見解ではないことが明確に分かる記述を心がけます。
- インターネットにおいて、匿名性は必ずしも確保されないことを理解して行動します。
- 業務上必要な場合を除き、休憩時間以外は利用しません。
5. 当会または部署を代表する立場でソーシャルメディア利用する場合
当会、もしくは、当会の一部署として、ソーシャルメディアのアカウントを取得し、利用する場合は「岡山県済生会ソーシャルメディア運用ポリシー」を理解し、遵守することが求められます。万が一、問題が発生し、個人が責任を負うような場合は、就業規則等に則り処分の対象となる可能性があります。