8階 東病棟

8階 東病棟

腎臓病の保存期から透析導入、末期を通して全人的看護を行っています

当病棟は、腎臓内科の病棟です。透析導入前から導入期、透析中の看護を主に行っています。特に腹膜透析の導入期看護においては、ご家族を含めた在宅支援のため、多職種と密な連携をとり、生活を支える看護を行っています。急性期病院ではありますが、退院前後の自宅訪問を実施しており、外来スタッフ、医師、MSW等と一緒にチームで患者さんを支えています。安心して自宅で過ごせるように、腹膜透析の患者さんを対象に24時間オンコール体制をとっています。

急なトラブルやささいな疑問など、相談内容は様々ですが、年間300件以上の対応をしています。また、腎臓病は慢性期疾患ですが、シャント作成術や腹膜透析カテーテル挿入術、腎生検等の特殊検査介助や周手術看護も行っています。隣接する血液浄化療法室においても当病棟スタッフが業務を行っており、CEと連携し入院患者全ての血液透析看護を行っています。

看護師長 : 楢村 千夏

スタッフからのメッセージ

当病棟は同じフロアに血液浄化療法室を併設しており、血液透析中の患者さんの看護を間近に経験できます。透析装置の原理もCEさんが丁寧に教えてくれるため、透析医療についての理解が深まります。

腹膜透析は県内でも圧倒的多数の患者さんの管理を行っています。退院前後の訪問では院外含め様々な職種の人とコミュニケーションをとることができます。患者さんの自宅を実際に知ることで、実際の看護のイメージがつきやすく個別性のある看護につながっています。また、訪問時の道中では主治医の先生や外来スタッフの方等と仕事以外の会話も増え、お互いを知る良い機会となっています。慢性期患者さんのライフスタイルに合わせた治療、看護、生活支援を幅広く経験できる病棟です。スタッフ同士の雰囲気も良く業務中の疑問点や相談もペアで情報共有できています。

治療内容精神史観に起因する様々な障害の治療 合併症を有する精神疾患治療中の他院からの紹介
病床数28床
勤務形態二交替 12時間夜勤

岡山済生会外来センター病院