外来患者数 | 入院患者数 | 平均在院日数 | |
---|---|---|---|
1998年度(7月~) | 131 | 82 | 30.3 |
1999年度 | 291 | 148 | 34.9 |
2000年度 | 301 | 156 | 36.8 |
2001年度 | 275 | 152 | 42.6 |
2002年度 | 323 | 151 | 39.9 |
2003年度 | 404 | 200 | 28.4 |
2004年度 | 455 | 205 | 28.9 |
2005年度 | 392 | 176 | 31.5 |
2006年度 | 466 | 207 | 28.7 |
2007年度 | 464 | 185 | 30.7 |
2008年度 | 421 | 157 | 36.5 |
2009年度 | 828 | 178 | 32.3 |
2010年度 | 871 | 216 | 28.3 |
2011年度 | 907 | 255 | 24.9 |
2012年度 | 854 | 299 | 26.1 |
2013年度 | 725 | 164 | 31.1 |
2014年度 | 499 | 134 | 38.7 |
2015年度 | 394 | 99 | 53.5 |
2016年度 | 385 | 125 | 46.3 |
2017年度 | 406 | 208 | 28.9 |
2018年度 | 450 | 192 | 35.1 |
2019年度 | 543 | 253 | 24.2 |
2020年度 | 432 | 204 | 26.9 |
2021年度 | 407 | 184 | 24.6 |
2022年度 | 354 | 178 | 25.5 |
合計 | 11,978 | 4,428 | 31.4 |
緩和ケア科
緩和ケア科
科の方針
緩和ケアは、苦痛を伴う悪性腫瘍の患者さんおよびご家族のQOL(生活の質)の向上のために、さまざまな専門職が協力して作ったチームによって行われます。
わたくしたちは、患者さんとご家族が可能な限り人間らしく快適な生活を過ごされることを目標にします。
診療内容
緩和ケアとは?
世界保健機関(WHO)は、「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、クオリティ・オブ・ライフを改善するアプローチである」と提言しています。
「緩和ケア」は、単に身体症状のコントロールだけでなく、心のケアも同時に行い、患者と家族のQOL(生活の質)を積極的に全体的に高めることを目的とします。
緩和ケアが関わる時期
上述のWHOの提言にあるように、末期だけでなく、もっと早い病期のがん患者にも緩和ケアを適用すべき多くの利点があります。
ある時期に「がん病変の治療」から「緩和ケア」に突然移行するのではなく、がんと診断されたときから治療と並行して緩和ケアを行い、末期になるに従い治療よりも緩和ケアの比重が高くなります。「がん病変の治療」と「緩和ケア」とは互いに対立するものではなく、同時に実施されることにより、患者のQOLは大幅に改善します。
当院でも、さまざまな症状の緩和が必要な患者に対して、全診療科と協力して緩和ケアを提供します。かかりつけ医や院内他科との併診でのサポートを行います。
緩和ケア科の診療
がんに対して手術や、強い抗がん剤を使う治療は行いませんが、痛み、吐き気、食欲不振、不眠、息苦しさなどの不快な症状に対しては、積極的に対処します。治療困難ながんを抱えた状態でも、その人らしい時間が過ごせるようにお手伝いします。
できるだけ患者さんやご家族のご希望に添うよう、ご相談しながら行います。
緩和ケア科の診療体制
緩和ケア外来
症状緩和が必要ながん患者に対して、在宅療養を支援するために、外来診療による緩和ケアを提供します。
かかりつけ医や院内の他科との併診でのサポートも行います。
緩和ケア病棟
症状緩和が必要ながん患者に対して、入院による緩和ケアを提供します。
緩和ケアチーム
一般病棟に入院している症状緩和が必要ながん患者に対して、多職種によるチームで緩和ケアを提供します。
外来受診の方法
まずは、緩和ケア相談室にご連絡ください。
患者情報と受診目的をお聞きし、相談の上、「緩和ケア外来」の予約をお取りします。
転院希望の方も必ず外来受診が必要となります。
電話番号
086-252-2796(緩和ケア相談室直通)
受付時間
月~金曜日 10:00~12:00 および 14:00~16:00
診察日
月曜日・火曜日・水曜日(いずれも午後)です。※すべて予約制です。
FAX/郵送
宛先 〒700-8511 岡山市北区国体町2番25号
岡山済生会総合病院 地域医療連携室
FAX:086-254-8036
当日の持ち物について
当日は、健康保険証、アンケート(患者さん用・ご家族の方用)をご持参ください。
下記よりアンケートをダウンロードしてお使いいただけます。
受付手順について
- 岡山済生会総合病院(国体町)1階の総合受付で受付後、
- エレベーターで10階へお上がりいただき、
- 10階東側のスタッフステーションで、「緩和ケア外来の受診で来院」とお伝えください。
- ご家族同伴での来院をお願いします。患者さんご本人が来院できない場合、あらかじめお知らせください。診察後、入退棟判定委員会にて外来または入院を決定いたします。
入退棟判定委員会
入院が決定しましたら準備でき次第、ご連絡いたします。
ただし、病棟の状況により入院待ちがありますのでご了承ください。
緩和ケア病棟の動画
緩和ケア相談室
緩和ケアに関する患者・家族・他の医療機関からの問い合わせの窓口です。
緩和ケア病棟(10階東病棟)内にあります。
電話相談または面談にて対応します。
- 緩和ケアについての情報提供
- 緩和ケア病棟への入院相談
- 緩和ケア外来の予約受付け
受付時間
平日 10:00~12:00 および 14:00~16:00
電話番号
086-252-2211(代表)
086-252-2796(直通)