1.特徴
糖尿病内科は、糖尿病を中心として、代謝・内分泌疾患全般を対象領域とした診療科です。糖尿病診療には特に力を入れていますが、脂質異常症などの代謝疾患や、甲状腺疾患などの内分泌疾患においても専門的な診療を行っています。現在糖尿病専門医は4名(そのうち糖尿病指導医が2名)在籍しています。
糖尿病診療においては、糖尿病センターとしての診療体制を整え、専門的知識を持った多くの医療スタッフがそれぞれの強み(専門性)を活かしながら、診療にあたっています。2018年10月には、インスリンポンプ外来を開設してます。腎臓病内科や眼科を始めとする院内各科・各センターとの連携も密にして診療に当たっており、かかりつけ医の先生との医療連携も積極的に推進しています。
日々の糖尿病診療では、糖尿病教育と療養支援に特に力を入れており、糖尿病教室は月曜日から金曜日まで毎日開催し、夜間教室も含めると年間250回、350時間を超える教室を行っています。その教室では、通常の講義型の教室だけでなく、参加型・体験型の教室をできるだけ取り入れ、カンバセーションマップを用いた教室やワールドカフェスタイルの対話型教室、食事と血糖測定を取り入れた体験型教室などの取り組みを行っています。