乳房再建(乳がん切除後の再建)
乳がん患者の増加、乳房再建に対する意識の高まりを受け、乳房再建を希望される患者数は年々増加しています。
乳房再建は、再建する方法によって大きく2つに分類されます。
- 自家組織
- 自分の皮膚・脂肪・筋肉を使用して再建します。
- 主に、背中・腹部を使用します。
- インプラント(人工物)
- シリコンバッグを使用して再建します。
従来は自家組織を使用した再建のみが健康保険の対象であり、インプラントによる再建は全額自費になっていました。しかし、2013年からインプラントによる再建も健康保険の対象となり、ハードルが低くなりました。
当院は、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会の認定する乳房再建用インプラント/エキスパンダー実施施設の一つです。
自家組織による再建も行っていますので、病状やご希望に沿った再建方法を提示することができます。
乳房再建術パンフレット
形成外科・乳腺外科では、岡山大学乳がん治療・再建センターのご協力をいただき、乳房再建術パンフレットを作成しました。 乳房再建術を受けるかどうか、どのような方法で再建するか、選択肢はさまざまです。 このパンフレットがより良い道を選択する一助になれば幸いです。
関連リンク
関連記事
あざ‧毛細血管拡張‧外傷性刺青
2025年1月9日
レーザー治療
2023年9月30日
顔面骨骨折
2023年9月24日
フットケア外来
2023年9月23日
血管腫・脈管奇形
2023年9月19日
皮膚がん切除後の再建
2023年9月18日