もみじ会は、当院で人工肛門造設をされた患者さんを中心とした患者会です。腸の病気などのために人工肛門を造設しなければいけない場合があります。病気や状況によって異なりますが、手術を受けて病気が治っても、人工肛門とは一生のお付き合いになる場合があります。
この会は、ストーマ担当スタッフ(医師・看護師・医療ソーシャルワーカー)が運営を行い、日頃困っていることなどを患者さん同士、あるいは医師・看護師・医療ソーシャルワーカーを交えてお話をすることで交流を深めています。以下に、主な活動内容を紹介します。
もみじ会は、当院で人工肛門造設をされた患者さんを中心とした患者会です。腸の病気などのために人工肛門を造設しなければいけない場合があります。病気や状況によって異なりますが、手術を受けて病気が治っても、人工肛門とは一生のお付き合いになる場合があります。
この会は、ストーマ担当スタッフ(医師・看護師・医療ソーシャルワーカー)が運営を行い、日頃困っていることなどを患者さん同士、あるいは医師・看護師・医療ソーシャルワーカーを交えてお話をすることで交流を深めています。以下に、主な活動内容を紹介します。
日帰り温泉旅行は、平成6年から秋ごろに、年1回開催しています。オストメイト(人工肛門・人工膀胱を造設された方のこと)の中には、「旅行や温泉での入浴をしなくなった」という方が結構おられます。特に、手術をされたばかりの方にとって、旅行というのは勇気がいるイベントです。そのような方の『背中をちょっと押すようなことができれば』という目的で始まった旅行です。病院を朝9時ごろ出発し、午後4時半ころに帰って来ます。
日帰り温泉旅行が年間行事として定着してくると、「旅行は仕事の都合などで参加できないけれど、オストメイトと話をする機会がほしい」という声が聞かれるようになりました。そこで、ちょっと集まってお茶を飲みながらお話をする会「茶話会」を平成13年から年1回開催しています。毎年6月頃の土曜日の午前中に当院の会議室を提供して開催しています。
令和元年6月には第18回茶話会を開催いたしました。茶話会には、27名の患者さん・ご家族の方にご参加いただきました。もみじ会参加をきっかけに患者さん同士顔なじみになった方もおられ、茶話会開催前から和気あいあいとした雰囲気の中で話が始まり、毎回あっという間に2時間が過ぎてしまいます。初めてもみじ会に参加された方は最初緊張されていましたが、「他の患者さんから体験談やアドバイスを聞けれて参加してよかった」「ストーマがあってもみんな元気に生活をされていて自分も元気をもらえた」「ぜひまた来年も参加したい」などのお言葉をいただきました。
これからも、オストメイト同士の交流を大切にしていきたいと思っています。
もみじ会に直接参加できなかった方々にも、オストメイトの声が少しでも届けばという思いで、日帰り温泉旅行開催当時から「もみじ便り」を毎年発行し、ご案内を出した方々にお届けしています。「もみじ便り」には病院からのご案内や患者さんの近況報告、体験談なども載せています。もみじ会に参加できない患者さんから「もみじ会にはなかなか参加できないけど、いつも楽しみに「もみじ便り」をみせてもらい元気をもらっています」などのお声をいただくこともあります。
2020年度からは、新型コロナウイルス感染拡大のため茶話会と日帰り旅行が開催できなくなってしまい、もみじ便りの発行のみとなっておりますが、1日も早く元の活動を再開させたいと考えております。
電話番号
086-252-2211(大代表)
担当
藤原
【もみじ会代表】
統括部長(外科) 赤在 義浩
【皮膚・排泄ケア認定看護師・看護師長】
藤原 昌子