デジタル問診票の利用がスタートしました

スマートフォンやお掃除ロボット、自動車の自動運転など、私たちの日常生活の中にも多くのAI(人工知能)が活躍するようになってきました。医療分野でもAIの活用は進んでおり、病気の診断や、治療方針の決定、点滴薬の管理などに役立てられています。

岡山済生会外来センター病院の内科の初診外来では、6月24日からAIを活用したデジタル問診票を利用しています。今までは看護師や医師が、患者さんに記入していただいた紙の問診表を見ながら追加の問診を行い、電子カルテに逐一入力していました。このデジタル問診票の導入により、タブレット端末に表示された質問に沿って患者さんに選択肢を選んでいただくだけで、必要な情報を十分に反映した問診情報がAIによって完成し、その内容は医療用語に自動変換されて電子カルテに保存されていきます。これにより医師がパソコン操作に追われることなく、今まで以上に患者さんに向き合って診療を行い、診療の質が向上することが期待されています。このデジタル問診票は、まず内科の初診外来から開始し、その他の科にも順次広げていく予定です。

デジタルの問診と聞いて抵抗がある方も多いと思いますが、大きな画面に表示されたボタンを押していくだけなので、どなたでも簡単にご利用いただけます。また、回答ブースにはスタッフが常駐しておりますので、困った時にはどうぞお気軽にお声がけください。

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