今年こそ乳がん検診を受けてみませんか
新型コロナウイルスの影響がまだまだ継続していますが、ワクチンの接種率上昇に伴い、少し落ち着きを取り戻しつつあります。新型コロナウイルスはがん検診にも大きく影響を与えており、(公財)日本対がん協会支部による胃・大腸・肺・子宮頸・乳の5つの検診受診者が昨年は約30%減少しました。(図は日本対がん協会ホームページの記事より転載)。
また、アメリカでは各種がんの発見が、月によっては約50%減少しているというデータもあります。
JAMA Netw Open. 2020 Aug 3;3(8):e2017267.
コロナウイルス対策ももちろん重要ですが、それを恐れるあまり、がんの発見が遅れるのは非常に怖いことです。岡山市では2年に1回の受診ですが、昨年受診できなかった方は今年受けることも可能です。10月はピンクリボン月間です。まだ乳がん検診を受診されていない方はぜひ受診をご検討ください。
診療部長(外科(乳腺・内分泌)) 元木崇之
岡山済生会予防医学健診センターはこちら
岡山済生会昭和町健康管理センターはこちら